乾燥小じわが目立ったり、化粧のりが悪くなったり、冬時期の肌悩みは乾燥が起因するものがほとんど。保湿ケアは欠かせませんが、良かれと思ってしていたことが逆に乾燥の原因になっていることも。
今回は、乾燥を加速させる間違いスキンケア&ファンデーションについて見てきましょう。
(1)丁寧すぎるスキンケア
基本的なスキンケアに美容液、クリーム、そしてパックや美顔器、マッサージと何重にもケアを重ねると肌の負担が大きくなり、潤いを守るバリア機能を弱らせてしまいます。美容液も練り込むようにつけるのではなく、のせるように柔らかくつけます。
同じように、毎晩ゴシゴシとクレンジグをしたり、コットンで叩く刺激を与えたりするのも肌を乾燥させることにつながります。
長時間のローションマスク
ローションを染み込ませたローションマスクは水分が蒸発するのが早いので、時間を置けば置くほど肌を乾燥させてしまいます。短時間の使用に限るか、厚手の美容液マスクやシートマスクにしても良いでしょう。
乾燥肌対策としては塗るタイプのフェイスマスクも有用です。このタイプのマスクは容量を守り、水分が蒸発しないようにたっぷり重ねることが肝心です。
たっぷりクリーム
保湿やしわ予防にたっぷりのせたくなるクリーム。しかし、皮脂が減ってくるのは個人差がありますが、おおよそ40代後半から。肌が若いのにあまりにも油分をのせると、肌を弱らせてしまったり、ニキビや炎症の原因になりかねません。油分の多いクリームや美容オイルはつけすぎると皮脂分泌を衰えさせてしまうので、乾燥が気になるところに部分使いしましょう。
水分の多いファンデ
ツヤが出て保湿感のありそうなリキッドや、クリーム状のファンデですが、液状のものは乳化剤や防腐剤も多いので肌にとっては負担になります。乾燥や敏感肌が気になるときはこうしたものを避け、パウダータイプに切り替えましょう。クッションファンデも水分が多く、肌を乾燥させてしまうこともあるので要注意。
オーガニックファンデーションやミネラル系のもの、BBクリームなどスキンケアの延長で使えるものもあります。仕上がりは好みがありますが、美容成分配合でクレンジングもいらないため、乾燥対策にも良いと言えます。
乾燥対策にはバリア機能を弱めないことが肝心です。肌には油分と水分をバランスよく補給し、肌のバリア機能を高めると内側からのハリ感を得られ、透明感や潤いに満ちた肌をキープすることができます。
Shoji Maki
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