ビューティー

“冷やさない”で痩せる! 秋にリバウンドしない夏のダイエット4つのポイント

暑い日が続き、食欲が出ない、それなのに痩せないとお悩みではないですか? バランスのいい食生活をしていないと、太ったりむくんだりするのは当たり前。また、冷たいものばかり食べたり食事を抜いたりすると、夏場やせても後でリバウンドすることがあります。生活スタイルを見直して、美しいボディをキープしましょう。

夏やせする人は、かくれ肥満タイプ?

暑い日が続くと食欲がなくなり、そうめんや日本そば、サンドイッチなど、簡単な食事で済ませてはいないでしょうか。7月8月は30℃を超える真夏日も多く、夏バテして食欲がわかないことでしょう。ただ、暑さや食欲不振でやせてしまうのは、健康的とはいえません。
しかも、食べやすいそうめんや日本そばは、そのほとんどが炭水化物と塩分。サンドイッチは、そこに脂肪分が加わってきます。炭水化物は、エネルギーとして使われなければ脂肪となって蓄えられますし、塩分のとりすぎは、むくみの原因になります。

冷たいめん類や、サンドイッチばかり食べている人は、たいてい二の腕や下半身が見せられない、かくれ肥満タイプ。パッと見はやせていても、メリハリのない体型の人が多いのです。

冷たいものばかり食べると、体が混乱する

暑いときに汗をかくのは、体の熱を下げるため。汗が蒸発するときの気化熱を利用して、体が体温調節をしてくれるのです。しかし、それだけではさすがに暑さはしのげませんね。多くの人は、暑さを感じたら、冷たいものを飲んだり、冷たい料理を食べて、体の中から体温を下げようとすることでしょう。しかし、冷たいものばかり飲み食いすれば、元から備わっている体温調節機能のさまたげとなってしまいます。

外の気温が30℃台なのに、冷たいものばかり食べていると、体の調節機能が混乱するばかりか、消化のはたらきも低下してしまいます。冷たいめん類やサンドイッチ、スイーツばかり食べていると、体が冷えて代謝が下がり、かくれ肥満に近づいていきます。

冷えむくみ対策4つのポイント

冷たいものは、おなかだけでなく、子宮も冷やしてしまいます。冷たいものを口にしがちな夏こそ、じゅうぶんな冷え対策をおこなってほしいのです。

では、夏の冷え対策のポイントはなんでしょうか。それは、ファッション食事入浴・そして睡眠です。

まずファッションですが、まずは下着足元にこだわります。夏場も冷えて困るという人は、ぜひストッキング靴下腹巻きを活用してください。また、つま先の細いサンダルやパンプスは末端の冷えにつながります。いつまでも綺麗でいたいなら、見た目もはき心地もいいローヒールの靴を選びましょう。

食事に関しては、冷たい食べ物を避けるだけでなく、プラスαの工夫が必要です。冷たいものを食べるなら、温かいお茶スープを添えるだけでもかまいません。サラダやお刺身など生ものを食べる場合は、もうひとしな温野菜のおかずを添えてください。

入浴睡眠に関しては、セットで考えます。入浴の際はシャワーではなく、湯船でぬるめのお湯に浸かって、疲れを癒します。入浴後は、暑くて寝苦しい、よく眠れないという方もいるでしょう。しかし、電気を消して横になるだけでも、体は休まります。部屋を暗くして目を閉じ、翌朝は涼しい時間に起きてしまえば、意外なほど気分がすっきりするはずです。

季節に合わせたポイントで美人力が上がる

 

最後にもう一度、夏を元気に過ごし、冷えやむくみを防ぐためのポイントをおさらいしてみます。まずは、冷たいものばかり食べず、プラスαで温かい飲み物や温野菜をとり入れること。さらに、体を冷やさないように、ファッションにも気を配ります。夜はぬるめのお湯に浸かり、電気やスマホはオフにして、目を閉じて体を休めましょう。翌朝は早い時間に起きれば、涼しく気持ちよく起きることができます。

食生活やファッション、ちょっとしたことに気をつけるだけで、冷えやむくみは防げます。季節に合わせた工夫をすれば、夏やせしたのに、秋にリバウンドなんていうこともありません。ポイントをおさえていれば、メリハリのある美ボディをキープすることができるのです。

The following two tabs change content below.

Paru Paru.Murayama Haruka

精神科の看護助手や飲食業を経て心理学を学び、フリーライターに転身。心理学、栄養学に基づき「ローリエ」、「東京独女スタイル」、「トピックス」等の女性向けサイトに美容、ファッション、恋愛の記事を執筆している。 特技はリフレクソロジーと独自の占い。Twitterアカウント@boushiseijin

関連記事

  1. 体の中からUVケア! 夏バテ知らず&シミ予防の簡単レシピ
  2. キーワードは「ツヤ感」! 春の最新ビューティートレンドまとめ
  3. 冬を味方に! 寒い季節にオススメの簡単ダイエット方法とは
  4. じんわりジトジト…夏が来る前におさらいしておきたい汗対策
  5. 二の腕のブツブツをつるっとキレイにする4つの方法
  6. 心と体を美しく~立春から春分に気をつけたいスキンケア・食生活
  7. 美肌の人はやっている! スキンケアの効果を高める生活習慣4選
  8. シミになる前に! 日焼けしてしまった時の正しいアフターケア

ピックアップ記事

二の腕のブツブツをつるっとキレイにする4つの方法

ノースリーブや水着の季節に、二の腕のブツブツが気になるという方も多いはず。このブ…

冬を味方に! 寒い季節にオススメの簡単ダイエット方法とは

街はすっかりクリスマスムード。夜になるとイルミネーションが綺麗ですね。とはいえ、…

日経ヘルス4月号に「水素」が特集されています!

日経ヘルス4月号に水素特集が掲載されています。水素の基本的な知識から、忙しい…

血糖値をコントロール! 食べても太りにくい体になる4つの方法

年末にさしかかり、会食や飲み会が多くなってくる時期。寒くて消費量が減り、増えた体重が戻りにくいという…

女性の大敵! ツライ「冷え症」を改善するポイント3つ

冷えは万病の元といわれているくらい、身体にとっては、あまりよくないこと。特に冬は…

アンチエイジングの鍵! 抗酸化&抗糖化のメカニズム徹底解説

暑い夏はバテバテで、料理する気も起きない。ファストフードや甘いアイスにジュースが…

PAGE TOP