ノースリーブや水着の季節に、二の腕のブツブツが気になるという方も多いはず。このブツブツは毛孔性苔癬(毛孔性角化症)というもので、30代以降、加齢とともに消えてなくなることが多いようです。
はっきりとした原因は分かっていませんが、遺伝やホルモンバランスが原因ともいわれ、決して、洗浄が足りないということではありません! ですので、ゴシゴシ洗ったり、ニキビのようにつぶしたりするのは厳禁です。また、毛詰まりしている場合もありますが、無理に取り去ろうとしないようにしましょう。かえって肌トラブルとなり、毛穴の赤い部分が茶色に色素沈着してしまうこともあります。ブツブツ自体は良性のものなので、あまり神経質になる必要もありません。
二の腕のざらつき解消は、角質ケアと保湿。ターンオーバーの乱れで厚くなった角質を優しく取り除き、乾燥させないことに尽きます。専用の薬剤もありますが、ここではコスメを使ったホームケアをご紹介していきます。
(1)しっとり系のボディ洗浄料を使う
洗浄力が強めの石鹸よりも、マイルドで肌の乾燥を防ぐしっとり系のボディソープで二の腕を洗いましょう。入浴後のボディケアが面倒という人も少しずつ肌のざらつきがなくなってくるのを感じるでしょう。
(2)クレイパックする
肌の汚れを取り去り、赤みを鎮め、保湿してくれるクレイ。顔のスペシャルケアの時に一緒に二の腕もケアしましょう。
(3)ソフトピーリング
お風呂上りに、フルーツ酸などピーリング効果のあるコスメを使って、角質のケアをします。ピーリング化粧水ならローションパックにし角質を柔らかくして、最後に優しく拭き取ります。夏場に役立つ角質ケア系のフェイスマスクも二の腕のブツブツ解消に役立ちます。ターンオーバーを整え、なめらかな素肌に。保湿成分が入っていないものは、ピーリング後の保湿もしっかりと行います。
(4)尿素入りクリームでのケア
尿素は肌を保湿しながら、角質を柔らかくしてくれます。尿素入りのハンドクリームでもよいので、手から二の腕まで一緒にケアします。乾燥が進むとボツボツが目立ってくるので、冬だけでなく、夏の紫外線も大敵。日差しを浴びて、乾燥しがちな時は日中の保湿も忘れずに。
これらのうち、いくつかでもボディケアに取り入れてみましょう。夏場は素肌が目立つのでケアに励みますが、悪化しやすいのは乾燥する冬場。夏場も冬場も年中通してケアしたいですね。決してすぐに解消できるものではないのですが、ケアすることで肌触りや見た目が変わってきます。
Shoji Maki
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