朝晩すっかり冷え込み、乾燥が気になる季節になりました。スキンケアをしっかりしても、乾燥するのはしかたがないと思っていませんか? スキンケアの効果を高めるコツを覚えれば、秋冬もお肌モチモチ、お化粧のノリもばっちりになりますよ。
そこで今回は、スキンケアの効果を高める生活習慣と、気をつけたいNG行動をご紹介します。
(1)季節で体はこんなに変わる!
みなさん、朝はすっきり起きられていますか? 気温が下がる秋冬は代謝も下がり、体にエネルギーがゆきわたらず不活発な状態になりがちです。朝がつらい秋冬こそ、しっかりとおみそ汁・ごはん・おかずのような朝食をとったほうがいいのですが、習慣にするのはなかなか大変です。鍋物や、煮込み料理の残りでもいいので、朝はゆっくり温かい食事をとったほうがいいでしょう。
朝一番にタンパク質・炭水化物をとることで、活動するためのスイッチが入り、仕事に対する集中力や持久力も変わってきます。朝ごはんはコーヒーやパン、フルーツだけよりも、ごはんとおみそ汁がだんぜんおすすめです。
(2)ルーティーンワークは日中に
暑い夏とは違い、秋冬は日中の日差しが心地よく感じられます。日が高く、明るいうちにやるべきことを片付けておくと、気分もすっきりしますね。そもそも、人は午前中のほうが集中力が高く、作業効率がいいのです。よく、「めんどうなことほど優先してやれ」なんて言いますが、これはとても理にかなっています。
めんどうな仕事をあと回しにしていたら、あっという間に日が暮れてしまいます。日が暮れて気温が下がると、頭と体はお休みモードに突入。作業効率の低い時間帯にタスクをこなそうとすれば、めんどうなことがますます煩わしくなってしまいます。
暗くなる夕方~夜は、単純な作業よりも、クリエイティブな発想に向く時間と言われています。「やるべきこと」は日中に済ませ、夕方から「やりたいこと」に気持ちを向ければ、メリハリのある充実した1日が送れます。
(3)帰ったらとにかくゆっくり入浴
先日、大手企業での「22時以降の残業禁止・消灯」というニュースが話題になりました。女性にとって、22時以降はお肌のゴールデンタイムとも言われています。早めに眠ることで脳と体が休まり、成長ホルモンが肌の調子を整えてくれます。22時に眠ることは難しいかもしれませんが、せめて22時までにはメイクを落とし、ゆっくり入浴したいものです。
シャワーだけで済ませてしまうと、汚れは落ちても湯船に浸かるようなリラックス効果は得られません。気温の下がる秋冬は、血行を促して冷えを予防するためにも、39℃~42℃のお風呂に入りましょう。
ゆっくり入浴して早めに寝るだけでも、スキンケア効果はかなりアップします。乾燥が気になるなら、お風呂上がりの濡れた肌にオイルを塗ってあげると保湿効果バツグンですよ。
(4)気をつけたい飲み物・食べ物
美肌のために、特に気をつけていただきたいのが「飲み物・食べ物」です。飲み物で気をつけるべきは、カフェインと冷たいもの。カフェインの入ったお茶やコーヒーは、水分とともに鉄分やビタミンCを体の外に排出してしまいます。
ルイボスティーやカモミールティー、ビタミンCの豊富なローズヒップティーなど、大きなスーパーに行けばノンカフェインの飲み物はたいてい揃っています。その日の気分で、自分に合った飲み物を選んでみましょう。
また、冷たいビールや水割りといったアルコール類は体を冷やし、水分を排出するため控えたいところ。ビールや水割りよりは、体を温める日本酒がベターです。
居酒屋の定番、ビールと鶏のから揚げなどは、冷たいものと脂肪の組み合わせなので、美容の大敵と言えます。飲み会では、温野菜たっぷりの鍋物がベスト。飲み物・食べ物に気をつければ、体の中から美しくなれます。
体の中から健やかに美しく
スキンケアの基本は、毎日のシンプルなお手入れにあります。ただし、生活習慣でその効果は変わります。温野菜をたっぷりとる、ゆっくり湯船に浸かる、早めに寝る、これだけでもかなり肌に違いが出ますよ。洗顔後や入浴後にオイルで肌を保湿してあげれば、肌はさらにツヤツヤに。
季節に合わせて生活を整えるだけで、恋をしているときのようなツヤツヤ・モチモチの肌になれるはずです。
Paru Paru.Murayama Haruka
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