毎日の水分補給に欠かせないお水。暑い時期が過ぎても、むくみや便秘の解消に水分は欠かせません。普通のお水は少しずつ飲むのが補給のポイントですが、水素水の場合、効果的な飲み方はちょっと違います。
今回は、スーパーでも買えるようになった「水素水」の選び方、飲み方をご紹介していきます。
選び方は?
ーアルミパウチを選ぶ
水素は小さいため、プラスチック類は抜けてしまいます。従来のペットボトルの水素水から、水素が検出されたことは一度もないそう。
現段階で、水素が保てるのは、よく目にするアルミパウチなどのアルミニウム。アルミニウム膜はプラスチック膜で覆われているので、直接アルミニウムと接することはありません。
ー美味しい水+水素
水素は水素であって、どのメーカーでも基本的には全て同じもの。特別に抜けにくいものや健康効果が高いものというのは存在しません。
ですが、個性を出しているのが地方の澄んだ水、美味しい水と水素の組み合わせです。単なる水道水の水素水よりも美味しい水なら飲みやすいですし、Wの効果で体に良さそうです。付加価値も感じられますね。
ー水素水サーバーは……?
水素水サーバーも数多くあり、高額なものが多いので、選ぶ際はきちんと選びたいものです。前提としては、水素が抜けない、水素が表示通り入っているかどうか。
そして、水素を食べて繁殖するサルモネラ菌などの雑菌が結構いるので、定期的にメンテナンスをしてくれるメーカーを選ぶ、できるだけ水を溜めておかないものにするといった注意が必要です。
飲み方は?
ー水素は3時間経ってから減る
水素は時間の経過とともに水の中から抜けて消えていくので、極力、空気に触れさせないようにしましょう。とはいっても水素水をコップについでから、水素が抜けるまでは3時間くらい。3時間で約半分になるのですが、すぐになくなるわけではありません。しかも、できるだけ間口の狭いコップを選べば少しだけ水素が減るのを遅らせることができます。
またアルミパウチの場合は、飲んだ後に空気を押し出すようにすればかなり保存できます。アルミパウチは水素は抜けにくいのですが、それでも1日で飲みきるようにしましょう。
ー水素白湯の作り方
冷たい水素水を飲むのが苦手という場合は、白湯にして飲む方法もあります。
ただ、そのまま直火すると水素が抜けてしまうので、アルミパウチのまま湯煎して温めましょう。湯煎なら80度まで加熱してもOK。
ハーブティーやお茶を濃いめに入れて、水素白湯で割って飲むと効率的に水素を摂取できますよ。
ーダイエットには週に何日か水素デーを作る
水素はメタボにも効果的とされますが、メタボの予防としてダイエットにも有効ということがわかっています。その上で水素を効果的に摂取する方法があります。
それは、小分けにして飲むのではなく、一度にドカっと摂取する方法です。
1日に600ml〜1000ml、朝と昼など、一度に300mlを2回に分けて飲みます。水素を飲むと代謝系の遺伝子のスイッチがオンになり、エネルギーの代謝が活発になりますが、ドカっと飲んだ方がその切り替えをスムーズにできるからです。
多くの臨床試験でも一度に多くの量を飲む方法の方が、効果がはっきり現れています。水素の良いスパイラルは水素を飲まなくても1日は続くので、週に1〜2日、水素を飲む日を決めておくと良いでしょう。
参考書籍
・太田成男著『ここまでわかった 水素水最新Q&A』(小学館)
Shoji Maki
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