ライフスタイル

肌荒れやむくみ……腸内バランスを改善する食事内容とは

 

季節は秋めいてきて、過ごしやすくなってきました。それなのに、肌あれや便秘に悩まされたり、むくみが気になる……なんてことはないでしょうか。毎日の食事をちょっと見直せば、そんな悩みが解消できます。

 

朝食にフルーツをプラスしたり、野菜メインのレシピを取り入れれば、心と体がすっきりしてくるはずですよ。

 

朝食を見直そう!

 

朝の食事は、どんなものを食べていますか? まさかパンとコーヒーだけ、なんてことはないですよね。いつもの食事に”あるもの”をチョイ足しするだけで、その後の集中力や体力も変わってきます。

 

朝食がパンだけ、という人は、フルーツやヨーグルト、スープを足すのがベター。1日の始まりである朝は、腸の働きもオンにしておく必要があります。フルーツであれば、消化をうながす酵素を含むキウイ・バナナ・リンゴは朝食にぴったり。腸の環境を整えてくれるヨーグルトもおすすめです。これから涼しくなってくるので、温かいスープやおみそ汁を足してあげるとパーフェクトですね。

 

1日の食事を見直そう!

食事の内容は、メンタルにも影響

 

最近、炭水化物ぬきの食事がダイエットにいいという話をよく聞きます。でも、これってどこまで信用できるのでしょうか。「炭水化物ぬき」のダイエットは、専門家の多くから疑問視されています。炭水化物は大切な栄養素のひとつであり、腸内細菌のエサになってくれます。医師から炭水化物を控えるように言われていなければ、「炭水化物ぬき」の過度なダイエットはかえって体調を崩す原因になりかねません。

 

腸は「第2の脳」とも言われ、腸内のバランスはメンタルに大きく関わってきます。炭水化物や食物繊維が不足していると、腸の働きが乱れ、ストレスや肌あれの原因になってしまいます。腸のはたらきを活発にするためにも、炭水化物や野菜を食べておきましょう。

 

食事の内容は、メンタルにも影響

何を作るか迷ったら、色で決める!

 

では、毎日手軽にバランスのいい食事をするとしたら、どんな食材がいいのでしょうか。

 

夏から秋のおすすめは、真っ赤なトマトや、鮮やかなグリーンのキュウリ。ビタミンEが豊富なカボチャもいいですね。赤・黄・緑の食材は、見た目がカラフルなので見ているだけでも気分が明るくなりますね。トマト、キュウリは5mm角に切って塩・こしょうをふれば、サラダやつけ合わせとして重宝します。カボチャは電子レンジにかけてからひと口大に切り、煮物やおみそ汁の具にするといいでしょう。

 

ごはんは白米だけでなく黒米や赤い小豆を混ぜたりと、「色」を意識すると料理のマンネリ解消や、バランスアップにつながりますよ。

 

何を作るか迷ったら、色で決める!

週末だけ。ビーガンレシピでデトックス

 

夏の間に疲れをためこんで、疲れがとれない、そんなにたくさんおかずを作る気力もないという人には、週末だけのビーガンレシピがおすすめです。「ビーガン」とは、卵や牛乳もNGという完全菜食主義者のこと。毎日ビーガンはつらいかもしれないけれど、疲れた胃腸を休めるためには週末ビーガンが有効です。

 

細かく切ったトマトをことこと煮込んで、こしょうとセロリソルトを加えたスープなんていかがでしょうか。ミキサーにかけたカボチャに豆乳を入れたポタージュもおいしそうです。スープだけでは物足りないなら、ゆでた大豆やテンペ(発酵させた大豆を固めたもの)があるといいかもしれません。

 

週末だけ。ビーガンレシピでデトックス

食事を見直せば、心も体もすっきり

 

ちゃんとした食事をしたほうがいいとわかってはいても、忙しい朝は食事がおろそかになりがちです。まずは、いつもの食事にフルーツやヨーグルト、スープを加えてみましょう。

 

健康や美容のためには、とにかくできることから始めるのがいちばんです。ダイエットしたいなら、過度な食事制限よりも、野菜メインの食事や軽い運動を続けること。豆類からしっかりたんぱく質を摂ることも大切です。

 

週末の食事は野菜スープや大豆の簡単ビーガンレシピにして、胃腸を休めてあげてはいかがでしょうか。無理をせず、心と体にやさしい生活を続ければ、ストレスから解放されていくはずです。

 

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Paru Paru.Murayama Haruka

精神科の看護助手や飲食業を経て心理学を学び、フリーライターに転身。心理学、栄養学に基づき「ローリエ」、「東京独女スタイル」、「トピックス」等の女性向けサイトに美容、ファッション、恋愛の記事を執筆している。 特技はリフレクソロジーと独自の占い。Twitterアカウント@boushiseijin

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