水素といえば、“水素水ダイエット”が話題です。近年、医学的に糖尿病や生活習慣病の予防としても研究されている水素。今回は、水素にはどのようなダイエット効果があるのか、4つのポイントにまとめていきます。秋の食太りにダイエットしたいアナタ、必見ですよ!
(1)エネルギー代謝を活発にする
水素を飲むと、肝臓から放出されるホルモンFGF-21が増えることがわかっています。このFGF-21は、脂肪細胞に対し「分解促進作用」などエネルギー代謝を活発にするホルモンです。水素を摂取しFGF-21が放出されると、「脂肪燃焼効果が上昇し、中性脂肪も増えすぎず、血糖値もあがらない」という結果が得られています。これは、肥満や糖尿病の改善する可能性を示しています。
(2)筋肉量を増やしてくれる
水素は、胃からグレリンというホルモンの分泌を刺激することがわかっており、このホルモンによって成長ホルモンの分泌が促されると、成長ホルモンはたんぱく質や脂肪・炭水化物などを使って、骨や筋肉を新しく作り替える指令を全身に伝えます。成長ホルモンによって、脂肪燃焼、コレステロール減少といったダイエット効果ももたらされます。日常的に取り入れることで筋肉量を増やし基礎代謝を上げ、太りにくい体を目指せるのです。
(3)運動後の疲れ、筋肉痛を軽減
ダイエット中に運動をして、疲れ果てたり、筋肉痛になってその後のエネルギー消費量が落ちてしまうことはよくありますが、水素を摂取することで運動後の疲れや筋肉痛が軽減される効果があります。水素は疲れのもととなる乳酸の上昇を抑えるため、運動前に摂ると、筋肉痛の予防になり、運動後に摂取しても運動によって生じた活性酸素を抑えるため、疲れや筋肉の回復をスムーズにしてくれます。
(4)水素のお風呂で血流UP
水素を取り入れる方法として、飲むほかに入浴剤として水素水に浸かるという方法があります。水素は皮膚からも入り、それによって体内の巡りがよくなり、汗が出やすくなります。ダイエットに冷え対策や老廃物のデトックスが欠かせませんが、普通のお風呂に入るより水素風呂のほうがパワフルにダイエットをサポートしてくれます。水素が発生すると約8時間はキープできるので(物によりますが)、家族全員で楽しむことができますね。
ダイエット中のストレス対策に
ダイエット中は食事制限や有酸素運動にストレスを感じることもあります。ストレスは活性酸素を増やす大もと。このストレスによって、ダイエット自体が失敗してしまったら元も子もありません。水素は、このストレスから発生した活性酸素を除去して、負のスパイラルを遮断し、体と心の調子を整えてくれます。
水素による体質改善の期間は、水素の摂取量や活性酸素の量、年齢にもよりますが、体質改善までは約3週間、メタボリックシンドロームの改善には約10週間を目安とのことです。水素のダイエットサポート力を日常生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。
【参考書籍】
・早坂理恵著『水素美容のひみつ』産学社
Shoji Maki
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